ニュース 電子 作成日:2016年12月16日_記事番号:T00068034
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)技術開発総処の楊秋蓮処長はこのほど、車載用パネル事業について、「従来は欧米市場を主力としてきたが、今年は日本市場に注力した」とした上で、来年には中国の自動車サプライチェーンからの受注が見込めるとの見通しを示した。16日付工商時報が報じた。
楊処長は、欧米や日本の自動車メーカーによる車載用パネルの本格導入には2年を要したが、中国メーカーの導入期間は1年しかかからない」と予測。来年から同社に恩恵が見込めると語った。またイノラックスは車載用パネル世界市場でシェア14.4%(2015年末時点)と、ジャパンディスプレイ(JDI、シェア17.3%)に次ぐ2位となっているが、首位奪取に向け「新車向け市場、アフターマーケットのいずれも重要」と語った。
なお同社は車載用パネルについて、特殊な製造工程で液晶パネルにさまざまな角度の曲面に仕上げることができる技術やタッチパネル機能の搭載など研究開発(R&D)を積極化している。
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