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音響のメリー、VR分野への応用に注力


ニュース 電子 作成日:2016年12月16日_記事番号:T00068037

音響のメリー、VR分野への応用に注力

 音響機器メーカーの美律実業(メリー・エレクトロニクス)は15日、台中市で「新世代電気音響影響力論壇」を開き、バーチャルリアリティー(VR)やモノのインターネット(IoT)分野への電気音響機器の応用を目指していく方向性を示した。16日付経済日報が伝えた。

 今回の催しではVR商品やIoT市場における電気音響部品の応用に関する展示が行われた。

 廖禄立董事長は「新技術の出現で電気音響製品に対する需要が高まっている。人工知能(AI)、医療保健分野などは大きな潜在性がある」と指摘した。同社は最近、社内にAIの専門グループを設けた。

 メリーは今年、ウエアラブル(装着型)イヤホンの販売が好調で、6カ月連続で売上高が過去最高を記録している。中国のコネクター最大手、立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー)とも提携した。

 廖董事長は「受注の大半は半年前までに合意したもので、立訊との提携は生産ラインの自動化などに初期効果が表れている」と述べた。