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健康・介護産業の集積地、北投で開発計画


ニュース 医薬 作成日:2016年12月16日_記事番号:T00068042

健康・介護産業の集積地、北投で開発計画

 台北市政府は今後、50億台湾元(約185億円)を投じ、北投区に健康・介護産業拠点6カ所を開発する「北投再生計画」を推進する方針だ。今後、同区をアジアを代表する医療および高級介護産業の集積地としたい考えだ。16日付工商時報が報じた。

 中華民国全国商業総会(商総)の頼正鎰理事長は北投区について、都市交通システム(MRT)北投駅から車で10分以内の場所に台北栄民総医院、振興医院など大規模病院や陽明大学護理学院、馬偕医護管理専科学校といった看護学校が数多く存在し、豊富な医療リソースに恵まれていると指摘。さらに昨年には北投健康管理医院(台北北投ヘルス・マネジメント・ホスピタル)と老爺酒店集団(ホテルロイヤル)の提携により、台湾で初めて高級ホテルと健康管理、美容医療を組み合わせたサービス「台北国際医旅(台北ウエルネスクリニック&リゾート)」が誕生し、国際観光医療の産業発展の第一歩を踏み出したとの見方を示した。

 こうした中、北投区の不動産市場では「温泉付き住宅」の見学者が増えており、特に温泉エリアで建設が進む温泉付きマンション、「郷林玉川」と「東騰越」が注目を集めている。