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17年経済成長見通し1.6%、スタンチャートが上方修正【表】


ニュース その他分野 作成日:2016年12月16日_記事番号:T00068050

17年経済成長見通し1.6%、スタンチャートが上方修正【表】

 スタンダード・チャータード銀行(スタンチャート、渣打国際商業銀行)は15日、台湾の2017年の域内総生産(GDP)成長率見通しを1.6%と、従来予測の1.4%から0.2ポイント上方修正した。今年は1.1%(従来は0.7%)の予測だ。輸出や工業生産などの経済指標が回復する中、原材料の国際価格の上昇が追い風となると説明した。16日付工商時報が報じた。

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 スタンチャートの17年台湾経済成長予測は、行政院主計総処予測の1.87%より低い。同行は、米国でトランプ政権発足後に保護貿易主義が強まれば、台湾経済に逆風となると指摘した。台湾の米国に対する輸出依存度(輸出額の対名目GDP比)は6%と、中国に次いで高いためだ。また、次回の米国の利上げは来年下半期と予測した。