ニュース 政治 作成日:2016年12月16日_記事番号:T00068051
1972年のニクソン訪中の際に活躍した米元国務長官、キッシンジャー氏は14日、次期大統領のトランプ氏が蔡英文台湾総統と電話会談を行ったことについて「賢くない」と批判した一方、トランプ氏は「一つの中国」政策を守り、台湾と外交関係を開くことは避けるとの見方を示した。16日付聨合報が報じた。
93歳になったキッシンジャー氏は「一つの中国」政策について、「71年以降、すべての米国大統領と2大政党がこの枠組みを受け入れてきた。この枠組みを詳しく見る限り、(トランプ氏が)ひっくり返すことはないと思う」と述べた。
キッシンジャー氏はトランプ氏当選後の今月2日、北京で習近平国家主席と会談している。14日はどのような話をしたかは明らかにしなかったが、中国のトランプ・蔡電話会談に対する公式反応は「重大な関心を持つ」という抑えめのトーンになった。中国は米国に対し「一つの中国」の原則堅持を求めたが、トランプ氏への批判はしていない。
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