ニュース 電子 作成日:2016年12月19日_記事番号:T00068063
電気音響部品大手の美律実業(メリー・エレクトロニクス)は16日、第三者割当増資を通じて音響部品を手掛ける開曼康而富控股(康控、CONCRAFT)に8億台湾元(約29億円)を上限とする出資を行い、戦略提携を結ぶと発表した。早ければ来年3月に増資が完了する見込みだ。これにより両社は中国の「紅色供給網(レッドサプライチェーン)に対抗し、アップルのサプライチェーンにおける地位を強固なものとしたい考えとされる。17日付経済日報が報じた。
康控はメリーの川上サプライヤーで、双方の提携はメリーが重要部品であるマイクロ音響部品の供給を確保することを意味する。
今回の出資完了後、康控に対するメリーの出資比率は現在の6%から16%に上昇し、董事1席を獲得するとみられる。
メリーの黄朝豊広報担当は、同社が今後、中国・蘇州で生産能力拡充を進めるために康控の協力が必要と説明。また康控は、中国・蘇州市昆山工場が満載状態となっているため、来年は約6億元を投じて生産能力を2倍に拡大するとの計画を明らかにした。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722