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中華電信とネットフリックス、来年初めに提携発表か


ニュース 電子 作成日:2016年12月19日_記事番号:T00068065

中華電信とネットフリックス、来年初めに提携発表か

 19日付工商時報によると、通信キャリア最大手の中華電信はオーバー・ザ・トップ(OTT、インターネット経由による動画配信サービス)最大手の米ネットフリックスと提携に向けた交渉の最終段階に入っており、早ければ来年初めに提携内容を発表する。中華電信の何旭輝・広報担当代理は、台湾内外のOTT事業者と提携に向けた交渉を進めているが、秘密保持契約によりコメントできないと述べた。

 提携内容は、▽中華電信のマルチメディア・オンデマンド(MOD)サービスにネットフリックスが月額制で映画や番組が見放題のVOD(ビデオ・オン・デマンド)チャンネルを開設し、収入を分け合う▽ネットフリックスが動画配信用サーバーを台湾に設置し、中華電信のインターネット・データ・センター(IDC)、通信回線、コンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)を借りて動画を配信する──の2種類を候補に交渉が進められているという。

 ネットフリックスは今年1月に台湾でのサービスを開始した。中華電信とは収入の分配方法がネックとなり、提携に向けた交渉が一度中断されたが、最近再び再開したという。