ニュース 電子 作成日:2016年12月19日_記事番号:T00068066
通信キャリア最大手、中華電信は16日、蔡力行氏が董事長を退任し、新董事長に鄭優氏(63)を迎え入れた。鄭・新董事長は、東南アジア諸国連合(ASEAN)展開を拡大すると表明した。17日付工商時報が報じた。
16日の交代式で、蔡氏(左)から鄭氏(右)に董事長が引き継がれた(16日=中央社)
鄭董事長は、中華電信は既にベトナムの通信キャリア大手、ベトテルテレコムと合弁で、スマート型省エネサービス(iEN)を展開しており、今後ASEAN市場を拡大したいと述べた。謝継茂・執行副総裁は、シンガポールに子会社があり、今後タイ、インドネシア、マレーシアに投資すると補足説明した。
鄭董事長は、ASEAN開拓に、デジタル・コンバージェンス、新技術の研究開発(R&D)、利益確保を合わせた4項目に注力すると説明した。
鄭氏はかつて、経済部顧問、公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)の副主任委員を歴任した。
半導体業界出身の蔡氏は、通信業界に残るつもりはないと述べた。中国の半導体メーカーから台湾人材の引き抜きが加速していることに関し、蔡氏は、自身は欧米メーカーなら検討すると述べた。
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