ニュース 家電 作成日:2016年12月19日_記事番号:T00068068
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーは、台湾の液晶テレビ受託生産メーカーの2017年テレビ出荷台数は3,800万~3,900万台で、今年の予測台数3,450万台から1割以上増加するとの予想を示した。19日付蘋果日報が報じた。
メーカー別の17年テレビ出荷台数は▽冠捷科技(TPVテクノロジー)、2,000万~2,100万台▽鴻海精密工業、1,000万台▽瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)、380万~400万台──などが前年比増となりそうだ。楽視網信息技術(Letv)、小米科技(小米、シャオミ)、微鯨科技(ホエーリー)といった中国のネット販売ブランドの販売好調が要因だ。仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は200万~230万台で前年比横ばい、緯創資通(ウィストロン)は100万~120万台で、今年の130万~140万台から減少するとみられる。なお中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)は1,100万台に達し、鴻海を上回りそうだ。BOEは近年急速に成長しており、今年は前年比50%増が見込まれる。
ウィッツビューはまた、世界全体の液晶テレビ出荷台数は、16年は2億2,000万台と前年比1.9%増、17年は2億2,500万台と前年比2.5%増になると予測した。また市場調査会社IHSマークイットは、液晶パネル生産能力は17年、前年比2%拡充されるものの、需要は7%すると見込まれ、需給がさらに逼迫(ひっぱく)すると予測した。
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