ニュース その他製造 作成日:2016年12月19日_記事番号:T00068072
自転車最大手、巨大機械工業(ジャイアントMFG)は16日、来年1月1日に創業者の劉金標董事長(82)のめいの杜綉珍・執行副総裁が董事長に、劉董事長の息子の劉湧昌営運長が執行長に就任すると発表した。劉董事長と羅祥安執行長は退職する。董事長の交代は1972年の同社創立以来、初めてだ。17日付経済日報が報じた。
杜次期董事長(左)と劉次期執行長(右)の昇格人事は昨年から決まっていたという(16日=中央社)
杜執行副総裁は78年にジャイアント入社。2008年に世界初の女性専用スポーツサイクルブランド「Liv(リブ)」を創設し、世界市場を開拓してきた。変革とイノベーションに努め、強いリーダーよりもプロの管理職が会社を率いる体制を整えると話した。
劉営運長は90年の入社以来、ジャイアント台湾工場総経理、中国本部総裁を歴任した。
新人事の発効後は、杜次期董事長がリスク管理とリソースマネジメントを、劉営運長が事業拡大の任を負う。劉営運長は、今後は電動自転車、カーボン素材、女性用製品に注力し、中国市場で来年1割成長を目指すと抱負を述べた。
劉董事長はジャイアントを離職後も、公共レンタサイクル「YouBike(ユーバイク、微笑単車)」董事長職は続ける。創業当初、受託生産で年産3,800台だった同社を、年産600万台、年間売上高約600億台湾元(約2,200億円)の世界ブランドに育て上げた。
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