ニュース 金融 作成日:2016年12月19日_記事番号:T00068076
クレジットカード決済機関、聯合信用卡処理中心(NCCC)が観光客が多く訪れる11県市を対象にまとめた統計によると、昨年第4四半期、海外で発行されたクレジットカードの利用額は約303億台湾元(約1,110億円)で、うち台北市が約152億元と、全体の50.21%を占め最高だった。NCCCは、台北市は観光地で、クレジットカード加盟店も多いためと説明した。17日付聯合報が報じた。
台北以外の地域別の利用割合は、▽高雄市、全体の12.39%▽桃園市、11.25%▽台東県、7.62%▽台中市、5.25%──。台南市は全体の0.98%だった。
台南市が6直轄市で最下位となった理由として、観光客数が6直轄市で最低のほか、NCCC加盟店が台湾全土のNCCC加盟店数の7%など、クレジットカード決済システムの普及率が低いことが挙げられる。
一方、昨年第4四半期、海外で発行されたクレジットカードの台北市での1回当たり平均利用額は6,159元で、首位の高雄市(7,967元)、2位の台中市(7,783元)を下回った。台北市では利用できる場所が多いことから、少額での利用も多いことがうかがえる。
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