ニュース 電子 作成日:2016年12月20日_記事番号:T00068086
市場調査会社IHSマークイットによると、2017年の世界スマートフォン市場におけるアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネル浸透率は25%まで高まり、タッチパネルの主流技術はオンセル型からアウトセル型に移行する見通しで、和鑫光電(ハンスタッチ・ソリューション)や宸鴻集団(TPKホールディング)など台湾のタッチパネル業者が恩恵を受けると予想されている。20日付工商時報が報じた。
中国スマホブランドの15年のAMOLEDパネル需要は5,000万枚だったが、今年は▽維沃移動通信(vivo)▽広東欧珀移動通信(OPPO)▽小米科技(小米、シャオミ)──などがAMOLEDパネル搭載スマホを発売したため、需要が8,500万枚に増え、世界スマホ市場における浸透率は21%まで高まった。来年はアップルが来年発売予定とされるiPhone8にAMOLEDパネルを採用すると予想されており、浸透率が25%に達する見通しだ。
AMOLEDパネル市場は来年もサムスン電子が最大手の地位を維持すると予想されており、サムスンにタッチセンサーを供給するハンスタッチが恩恵を受ける見通しだ。一方、TPKはアップルからタッチパネル貼り合わせを独占受注している。
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