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FPGAの応用範囲拡大、台湾封止・検査業者に恩恵も


ニュース 電子 作成日:2016年12月20日_記事番号:T00068091

FPGAの応用範囲拡大、台湾封止・検査業者に恩恵も

 世界のFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)チップ大手が2017年にクラウドサービスや機械学習、データセンターなどの分野に相次いで参入するほか、スマートフォン市場での応用範囲もさらに拡大する見通しとなる中、業界では日月光半導体製造(ASE)、矽品精密工業(SPIL)、京元電子(KYEC)といった台湾のパッケージング・テスティング(封止・検査)業者が恩恵を受けるとの見方が出ている。20日付電子時報が報じた。

 FPGAはザイリンクスやインテル傘下のアルテラ、ラティスセミコンダクターといった主要メーカーによって、カスタマイズICの供給不足を補うことが可能と認識されており、応用範囲の拡大を続けている。

 なお先ごろ、アマゾン・ドット・コムは自社のクラウドサービスにザイリンクスのFPGAを採用すると発表したほか、サムスン電子やアップルの最新スマートフォン「iPhone7」シリーズにもラティスが設計したFPGAが採用されていることが明らかとなっている。