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華晶科、世界初GPS内蔵デジカメを開発


ニュース 家電 作成日:2008年4月16日_記事番号:T00006811

華晶科、世界初GPS内蔵デジカメを開発

 
 デジタルカメラ受託製造大手の華晶科技(アルテック)は15日、6年ぶりに業績説明会を開き、夏汝文総経理が、世界初の全地球測位システム(GPS)機能を搭載したデジタルカメラの開発が完了し、注文に応じて下半期から出荷を開始すると明らかにした。16日付経済日報が報じた。

 夏総経理によると、同社が開発した世界初のGPS内蔵デジカメ「Ursa」は、デジカメに電子地図閲覧、景観スポット検索および衛星ナビゲーション機能を組み合わせたもの。タッチパネルを採用し、地点を入力すればGPSシステムが起動し音声でナビゲートしてくれる。また測位機能を使えばグーグル・マップを利用して写真を撮影した地点の情報を探し出し、記録することも可能だ。同製品はオリンピック指定商品に認定されており、北京五輪の商機をつかみたい考えだ。

 華晶科によると、第1四半期は季節性要因により売上高こそ前期比マイナスとなったが、中低価格帯の主力製品の需要は安定しているためまずまずの業績を維持した。第2四半期は新製品の出荷が相次ぐため安定した成長が見込めるという。