ニュース 電子 作成日:2016年12月21日_記事番号:T00068116
21日付工商時報によると、タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)はアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルの貼り合わせでアップルの認証を取得した。アップルが来年発売予定とされるiPhone8向けで多くの受注を獲得し、iPhoneサプライヤーとして返り咲く可能性が予想されている。
TPKは、特定の顧客からの受注についてはコメントしないと説明した。
アップルはiPhone8の5.5インチ機種にアウトセル型のフレキシブルAMOLEDパネルを採用するとみられ、当初は日本写真印刷がタッチセンサーを提供し、サムスン電子がパネル提供と貼り合わせを手掛け、出荷規模拡大後、技術的に最も成熟したタッチパネルメーカーにも貼り合わせを依頼する計画だったようだ。しかし、サムスンはフレキシブルAMOLEDタッチパネル貼り合わせの難易度が高いことから良品率を上げられず、アップルの認証を取得できなかったため、アップルはTPKにサンプル出荷を依頼したとされる。
TPKは現在、アップルから腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「アップルウオッチ」とノートパソコン「MacBook Pro(マックブックプロ)」のタッチバー向けでAMOLEDタッチパネルの貼り合わせを独占受注している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722