ニュース 電子 作成日:2016年12月21日_記事番号:T00068118
宏碁(エイサー)は20日、臨時董事会で63億4,000万台湾元(約230億円)に上る無形資産の減損処理を決議したと発表した。これにより同社の今年通年の業績は赤字に転じることになる。21日付蘋果日報が報じた。
今回の減損は主にエイサーが2011年に92億元で買収したクラウド技術サービス会社、iGwareの資産価値低下によるものだが、エイサーの陳俊聖(ジェイソン・チェン)執行長は、今回の減損処理でiGwareの資産価値はゼロとなるが、買収した技術や人材には依然として価値があり、今後、業務の発展が期待できると強調。その上で「当社の経営は正常に行われており、来年は身軽になって事業に臨める」と強調した。
なおエイサーは過去5年、ゲートウェイやパッカードベルなど傘下ブランドの価値低下により、合計197億8,300万元に上る無形資産の減損処理を行っている。
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