ニュース 商業・サービス 作成日:2016年12月21日_記事番号:T00068122
大手書店チェーン「誠品書店」が20日発表したレポートによると、台湾41店、香港3店、中国1店の計45店の今年の来店者数が2億人を上回り過去最高となった。また、同社は4年余り前に香港に進出して以来、台湾の出版社2,000社以上と提携して、香港、中国で台湾の出版物を累計300万部近く販売した。21日付工商時報が報じた。
誠品書店の武慧芳・商品処協理によると、台湾、香港、中国では飲食関係の書籍が常に良く売れている。また、地域別では台湾は良質な睡眠、香港の女性は健康、中国の男性は料理に関する書籍の人気が出てきたという。
なお人文科学の本では、高齢化問題を抱える台湾では長期介護、年金、老後の生活設計関連が良く売れ、高齢者の貧困問題に関する『下流老人』(藤田孝典著)が売れ筋ランキング8位となった。一方、香港では中国共産党内の権力闘争を描いた『十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争』(峯村健司著)、中国では北京大学の中国史、世界史教材をまとめた『北大歴史課』がそれぞれ売れ行き首位となった。
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