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勝華、4.5世代工場を自力建設か


ニュース 電子 作成日:2008年4月16日_記事番号:T00006814

勝華、4.5世代工場を自力建設か


 携帯電話用液晶パネル最大手の勝華科技(ウィンテック)が4万~5万枚の生産能力を持つ第4.5世代工場を建設し、早ければ来年中旬にも生産設備を設置、同年下半期には量産を開始するとの観測が出ている。この拡充により最大手の地位を固めたいとの意図があるとみられる。ただ、李淑薏同社副総経理は「未定」とコメントしている。16日付工商時報が報じた。

 勝華は、2006年と07年に瀚宇彩晶(ハンスター)から第3世代工場を買収したり、他社から生産ラインの提供を受けるなど、一貫して生産能力拡充を外部に頼ってきた。しかし、中小型パネル市場が好調で、他社が提供できる生産ラインも限られるため、今回は自力での建設を進めることになったもよう。

 下半期には大手ブランド顧客からの受注が大きく増え、生産能力が限界水準に達する可能性が高いため、同社では拡充を進めて生産力に柔軟性を持たせることで、大手ブランドからの受注をさらに獲得したい考えとみられる。