ニュース 電子 作成日:2016年12月22日_記事番号:T00068146
液晶ドライバICの敦泰電子(フォーカルテック・システムズ)は、中国のスマートフォン大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)や広東欧珀移動通信(OPPO)などからの受注拡大を受け、ディスプレー整合型ドライバIC「TDDI」規格の統合ドライバー・コントローラ(IDC)チップの出荷拡大が見込まれている。22日付工商時報が伝えた。
フォーカルテックのIDCチップ出荷量は、今年第4四半期には月平均300万セットだが、来年第1四半期は同400万セット、来年第2四半期は同700万セットに増加する見通しだ。
スマホ業界ではサムスン電子が来年発売する機種にTDDIチップを大量採用することを決め、中国メーカーも追随している。
スマホメーカーはこれまでタッチパネルと液晶ディスプレーのドライバICを別々に調達する必要があったが、TDDI規格の採用で単一チップで済むようになり、コスト削減やサプライチェーンの簡素化、バッテリー容量の増加につながると期待されている。
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