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中華映管の中国関係会社、来年Q3から量産


ニュース 電子 作成日:2016年12月22日_記事番号:T00068147

中華映管の中国関係会社、来年Q3から量産

 台湾の中堅液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)が中国に設立したパネル前工程業者、福建華佳彩(福建省莆田市涵江区)は、2017年7月から第6世代パネルの量産を開始する計画だ。22日付電子時報が伝えた。

 台湾の液晶パネル業界で中国に前工程工場を設けるのは友達光電(AUO)に続き2例目だ。第1期ではアモルファスシリコン(a-Si)技術とIGZO(酸化物半導体、イグゾー)技術を採用する。IGZO技術は既に台湾・龍潭工場(桃園市)で採用しているが、技術的難度が高いため、最初に量産に入るのはa-Si技術の液晶パネルとみられる。

 第2期ではオランダからの技術導入でアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)技術による生産を見込むが、時期は未定だ。

 中華映管は福建華佳彩が量産を開始後、携帯電話端末やタブレット端末向けのパネルを中国で、自動車用パネル、タッチパネルを台湾で生産する分業体制の構築を見込んでいる。