ニュース 電子 作成日:2016年12月23日_記事番号:T00068169
23日付蘋果日報がブルームバーグの報道を基に伝えたところによると、鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、同社が生産を手掛けるアップルのスマートフォン「iPhone」次世代機種に導入が見込まれる有機EL(OLED)パネルの量産に必要となる製造装置の確保に向け、同装置を生産するキヤノン子会社、キヤノントッキ(本社・新潟県見附市、黒岩仲春社長)を自ら視察、発注を決めたとされる。
キヤノントッキは20年以上前から有機EL製造装置を手掛けており、現在市場をほぼ独占。今年は生産量を2倍に増やしたものの、依然として受注に追いついておらず、発注から納品までに約2年かかる状況となっている。このためアップルが来年発売するとされるiPhone新機種に有機ELが導入できるかどうかは同社からの調達確保が鍵になるとみられている。
こうした中、キヤノントッキは来年のさらなる増産に向け、従業員のキヤノンからの補充や新規採用を急いでいるという。
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