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作成日：2008年4月16日_記事番号：T00006817
華泰、42％の減資を決定
検査・封止の華泰電子（ＯＳＥ）は15日、財務体質の改善に向け、42.61％に当たる45億台湾元（約150億元）の減資を実施することを董事会で決議した。５月27日の定期株主総会で議題として提出し株主の承認を得る予定だ。16日付経済日報が報じた。
華泰の業績は昨年、米キングストンテクノロジーから出資を受け、同社のメモリーカード、ＵＳＢメモリなどを受注したことにより、第４四半期に黒字転換を達成した。しかし、為替差損の影響で通年では損失を計上して１株当たりの純資産が５元前後となり、あと一歩で信用取引禁止銘柄となる危機に陥っていた。
華泰の推計では減資後、払込済資本額が60億6,000万元となり、１株当たりの純資産は昨年第３四半期の5.34元から8.9元まで回復する見込みだ。
