ニュース 電子 作成日:2016年12月23日_記事番号:T00068170
市場調査会社IHSマークイットによると、中国メーカーのスマートフォン向けアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルの第3四半期出荷枚数が初めて100万枚を超えた。友達光電(AUO)、群創光電(イノラックス)、中華映管(CPT)、瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)など台湾パネルメーカーのスマホ向け出荷に影響が出る可能性がある。23日付経済日報が報じた。
IHSマークイットによると、世界の第3四半期の有機EL(OLED)パネル出荷枚数は1億100万枚で過去最高を更新した。サムスンディスプレイ(SDC)が9,970万枚で市場をほぼ独占する中、上海和輝光電(エバーディスプレイ・オプトロニクス、EDO)が100万枚、天馬微電子、昆山国顕光電を合わせた中国3社で140万枚と、前期の59万枚から急成長している。
于寧寧アナリストは、中国スマホブランドの▽魅族科技(メイズ)▽深圳市金立通信設備(Gionee)▽小米科技(小米、シャオミ)▽聯想集団(レノボ)▽華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)──などが有機ELパネル採用を計画しており、中国パネルメーカーが一部受注を獲得したと分析。良品率の改善、製品の信頼性向上のほか、サムスンの供給が逼迫(ひっぱく)していることが理由だ。
IHSマークイットによると、中国スマホブランドの今年の有機ELパネル採用率は13.6%と前年の8%から上昇する予測だ。
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