ニュース 電子 作成日:2016年12月23日_記事番号:T00068171
23日付電子時報によると、中国・華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が来年発売するノートパソコンのODM(相手先ブランドによる設計・製造)生産をめぐり、激しい受注合戦が繰り広げられた結果、和碩聯合科技(ペガトロン)と広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が受注に成功。これまで同ブランドの2イン1ノートPC「Matebook(メイトブック)」の生産を手掛けてきた鴻海精密工業が選に漏れたとの観測が出ている。競争が過熱して利益が限られることから鴻海は戦略的に撤退を決めたとされる。
ファーウェイは来年、クラムシェル型のノートPC2機種を発表する計画とされ、うち13.3インチ機種をペガトロン、15.6インチ機種をクアンタが手掛けると業界で伝えられている。
なおメイトブックは昨年、「世界最薄」の12インチタブレット端末をうたい、ビジネス向けハイエンド市場をターゲットに発売したが、予想ほど売り上げが伸びなかったとみられる。このため一般的なクラムシェル型機種を投入し、中国や新興市場、欧州におけるブランド力と知名度を生かし、メイトブックの10倍を超える200万台以上の出荷を狙う方針とされる。
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