ニュース 電子 作成日:2016年12月27日_記事番号:T00068195
25日付経済日報が米国のアップル関連情報サイト「アップルインサイダー」の情報を基に報じたところによると、アップルが来年3月に発売するとみられていたタブレット端末「iPad Pro」の次世代機は、搭載プロセッサー「A10X」を独占的に生産するファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の10ナノメートル製造プロセスの良品率が上がらず、発売時期が延期となる可能性があるようだ。ただTSMCは24日、10ナノプロセス良品率の市場観測について、事実と異なると否定した。
アップルの次世代タブレットは、12.9インチの「iPad Pro2」、新サイズとなる10.5インチの「iPad Pro」、9.7インチの「iPad」の3機種で、うちiPad Proの2機種が「A10X」を採用するとみられている。「A10X」は、アップルのスマートフォン「iPhone7」搭載の16ナノプロセスの「A10」より省電力で、性能、熱効率も優れる。
証券会社は、先進プロセス移行当初の良品率が高くないのはあり得ることで、TSMCは必ず量産までに良品率を改善し、影響は大きくならないと予測した。
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