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11月小売業売上高2.5%増、自動車・バイクがけん引【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年12月27日_記事番号:T00068206

11月小売業売上高2.5%増、自動車・バイクがけん引【図】

 経済部統計処が23日発表した小売業の11月売上高は前月比0.3%増、前年同月比2.5%増の3,578億台湾元(約1兆3,000億円)で、過去4カ月で最高だった。24日付工商時報が報じた。

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 自動車・バイク業が、年初から行われている新車買い替えの際の貨物税(物品税)減免措置による販売増、および輸入車の好調を受け前月比8.6%増、前年同月比16.2%増の561億元となり、全体をけん引した。また、無店舗小売業がインターネット通販サイトの「独身の日(光棍節、11月11日)」特売セール、週年慶(創業祭)セールで前月比7.9%増、前年同月比8.4%増の205億元で、過去2番目の高水準となり全体に貢献した。百貨店、スーパーマーケットなど総合商品小売業は1,052億元で、前月比3.9%減、前年同月比2%増だった。

 卸売業の11月売上高は前月比1.9%増、前年同月比6%増の8,430億元で、同月としての過去最高となった。機械器具業が前月比3%増、前年同月比6.1%増の3,481億元で、全体を押し上げた。モバイル端末、バーチャルリアリティー(VR)、テレビ、ゲーミング(ゲーム用)パソコンの需要が高まり、半導体、メモリー、液晶パネルが好調だったためだ。また、▽自動車・バイク業、537億元(前月比0.5%増、前年同月比16.7%増)▽薬品・化粧品業、380億元(前月比10.1%減、前年同月比16.8%増)──と、前年同月から大きく伸びた。

 飲食業の11月売上高は345億元で、前月比7.5%減、前年同月比2.9%増だった。