ニュース 食品 作成日:2016年12月27日_記事番号:T00068207
野党国民党は25日、日本の福島原発周辺5県からの食品輸入解禁に反対する街頭デモを台北市内で行い、群衆を率いた洪秀柱主席は政府の「密室作業」を批判するとともに、蔡英文総統の辞任を求め気勢を上げた。中央社電などが伝えた。
洪主席は「今日のデモは始まりにすぎない。最後まで戦い抜く」とコメントした(25日=中央社)
デモ隊は中正紀念堂を出発し、総統府前の凱達格蘭(ケタガラン)大道を経て、総統官邸に近い財政部前まで行進。凱達格蘭大道では一時座り込みを行い、「蔡英文、出てきて何か言え」などと叫んだ。
洪主席は「蔡英文政権は日本と何を話し、どんな交換条件で市民の健康を犠牲にしようというのか」「日本で災害が起きた際、台湾は大金を送って彼らを助けた。全世界で台湾ほど日本に関心を寄せる国はないが、日本の態度はどうなっているのか」などと訴えた。
一方、衛生福利部は25日、福島原発周辺5県からの食品輸入解禁に関する初の公聴会を新北市新店区で開こうとしたが国民党などの抵抗で断念した。
国民党などは「公聴会の手続きは非合法だ」などと激しく抵抗し、警官隊との小競り合いに発展。衛生福利部は公聴会を座談会に急きょ変更。公聴会は改めて開くことにした。
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