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映画チケット値上げへ、一例一休導入で


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年12月27日_記事番号:T00068208

映画チケット値上げへ、一例一休導入で

 23日施行された週休2日制(一例一休)などを盛り込んだ労働基準法(労基法)改正によるコスト増加に対応するため、英国最大の映画館チェーン、SBCインターナショナル・シネマズの大江国際購物中心(メトロウォーク、桃園市)館「SBC星橋国際影城」は来年初めに、チケット代を現在の290台湾元から300元(約1,100円)に約3.5%引き上げる計画だ。また、美麗華影城(ミラマー・シネマズ)の台茂購物中心(タイモール、桃園市)館も来年10元以上値上げする。秀泰影城(ショータイム・シネマズ)は5%前後値上げする計画で、来週上げ幅を決定する予定。27日付工商時報が報じた。

 秀泰影城は、ここ3年で水道代や電気代のほか、アルバイトの時給も上昇したが、映画館の多くはコスト増加分を自社で吸収してきたと説明。一例一休の導入によりコストがさらに増えるため、値上げは必須と強調した。

 なお映画館最大手の威秀影城(VIESHOW CINEMAS)は、新北市板橋区の板橋大遠百(メガシティー)と新竹市の遠東巨城購物中心(ビッグシティー)の2館では来年チケット代を値上げする計画はなく、まず半年間様子を見てから判断すると表明した。