ニュース 金融 作成日:2016年12月27日_記事番号:T00068210
中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)は、傘下の中国信託商業銀行(中信銀)によるタイの金融持ち株会社、LHフィナンシャルグループ(LHFG)に対する出資契約の期限を来年9月末まで延期した。24日付工商時報が報じた。
中信金は今年3月、LHFGに166億タイバーツ(約540億円)を出資し、株式35.6%を取得すると発表したが、監督機関による認可が遅れている。中信銀が楽陞科技(XPECエンターテインメント)に対する株式公開買い付け(TOB)不履行に関連して行政処分を受けるなどし、改善措置を完了するまで、金融監督管理委員会(金管会)の認可が下りないためだ。このため、双方は今年末に出資契約の期限が切れるのを前に、期限を3カ月延長する方向で交渉したが、最終的に余裕を持たせて、9月末まで期限を延長することで合意した。
中信金は今年11月の董事会でXPEC投資家に対する道義的補償金5億台湾元を支払うことを決め、既に投資家保護センター(投保中心)に送金している。
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