ニュース その他製造 作成日:2016年12月27日_記事番号:T00068216
経済部統計処が23日発表した11月の工業生産指数は前月比1.79%上昇、前年同月比8.83%上昇の111.27ポイントで、過去2年1カ月で最高となった。アップルのスマートフォン新機種、iPhone7などモバイル端末向けにファウンドリー、ICパッケージング(封止)などの需要が続いたためだ。24日付工商時報が報じた。
工業生産指数の9割以上を占める製造業生産指数は前月比2.05%上昇、前年同月比10.36%上昇の112.91ポイントで、過去2番目の高水準だった。うち電子部品(半導体、液晶パネル)が前年同月比18.14%上昇したほか、ベースメタルは鉄鋼価格上昇を受け17.66%上昇、化学材料は原油価格上昇を受け5.25%上昇、自動車・部品は2.75%上昇。機械設備も5.19%上昇し、16カ月連続の前年割れを脱した。一方、コンピューター・電子製品・光学製品は、競争激化で3.65%下落した。
経済部は12月の見通しについて、▽モノのインターネット(IoT)、車載用電子製品などの応用先拡大▽原料価格の下げ止まり▽来年の春節(旧正月)に向けた需要──などが追い風となり、上昇が続くと予測した。
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