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来年は「建設の年」、公共事業を強化


ニュース 建設 作成日:2016年12月28日_記事番号:T00068226

来年は「建設の年」、公共事業を強化

 林全行政院長は27日、記者団と懇談し、来年を「建設の年」と位置付け、インフラ事業などの公共投資を拡大し、経済のてこ入れを図っていく考えを表明した。28日付経済日報が伝えた。

/date/2016/12/28/10lin_2.jpg林行政院長は投資環境の改善に向け、会社法、電業法などの改正を推進していくことも重点として位置付けた(27日=中央社)

 林行政院長は、内閣による重点任務について、「来年は『建設の年』になる。政府は基礎となるハードウエア、ソフトウエアの整備を推進する。来年は鍵となる1年だ」と述べた。

 来年着手するインフラ整備計画には、台湾鉄路(台鉄)の枋寮支線(屏東県)整備などが含まれる見通しだが、詳細は今後明らかにする。

 林行政院長は「来年にかけては計画を立案し、2~3年以内に計画が固まり次第、推進することになる」と述べた。

 また交通部の「30年軌道運輸計画」によると、今後、台湾高速鉄路(高鉄)、台鉄、MRT(都市交通システム)などの鉄道網を台湾全土に広げ、都市間の距離を近づけるとともに、社会の低炭素化を進めていく方針だ。