ニュース 運輸 作成日:2016年12月28日_記事番号:T00068232
桃園国際空港では拡張や改修費用を賄うため、各航空会社から徴収している空港使用に関する各種サービス料の値上げを計画している。既に交通部に審査を申請しており、許可が取得でき次第適用される。これを受けて台湾の航空会社は、現時点でコスト増を航空運賃に反映させることはないとコメントしている。28日付経済日報が報じた。
今回の使用料改訂計画では、着陸料、手荷物取扱施設使用料を引き上げる一方で、停留料、搭乗橋使用料は引き下げる方針で、全体としては、2時間停留した場合の上げ幅は6~20%となる見通しだ。
航空会社は桃園国際空港の運営会社、桃園国際機場公司に対し、使用料の値上げは段階的に行うよう要求してきたが、受け入れられなかったと不満を示している。しかし機場公司は、使用料は15年以上調整しておらず、香港やシンガポール、成田空港に比べ著しく低いと指摘。今回の値上げを運賃に全て反映させたとしても旅客1人当たり40台湾元(約146円)上昇するにすぎないと強調した。
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