ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

桃園の台鉄地下化、25年にも開通


ニュース 運輸 作成日:2016年12月28日_記事番号:T00068233

桃園の台鉄地下化、25年にも開通

 台湾鉄路(台鉄)桃園、内壢、中壢の3駅を地下化し、新北市の鳳鳴、桃園市の中路、永豊、中原、平鎮に計5カ所の地下駅を増設する全長17.945キロメートルの地下化計画の実行可能性報告書が26日、行政院に提出された。既に交通部の認可は得ており、早ければ2025年に開通する見通しだ。28日付中国時報が報じた。

 同地下化計画では沿線19カ所の踏切、16カ所の陸橋、地下道をなくす。総工費は1,054億台湾元(約3,800億円)で、中央政府が56%、地方政府が44%を負担する。

 桃園市選出の鄭宝清立法委員(民進党)は、行政院による審査は3週間以内に完了する見通しで、審査通過後、交通部が総合計画と環境影響評価(環境アセスメント)を行うと説明した。また、高架化に比べ地下化工事の費用は600億元多いが、騒音をなくせるほか、桃園駅など7駅周辺の再開発により桃園市に3,000億元の経済効果をもたらすと強調した。