ニュース その他分野 作成日:2016年12月28日_記事番号:T00068236
中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が27日発表した12月の消費者信頼感指数(CCI)は前月比0.49ポイント下落の77.22ポイントで、過去3年3カ月で最低だった。28日付経済日報などが報じた。
同指数を構成する6項目のうち「今後半年間の物価水準」が48.8ポイントで、前月から2.75ポイント下落し、最大の下落幅となった。来年の春節(旧正月、2017年は1月28日)に向けた物価上昇が消費者マインドに影響したもようだ。
「今後半年間の就業機会」は105.8ポイントで1.9ポイント下落したものの、楽観と悲観の分岐点となる100ポイント以上で、唯一「楽観」を示した。▽今後半年間の耐久消費財購入機会、87.95ポイント(前月比0.7ポイント下落)▽今後半年間の家庭経済、78.55ポイント(0.25ポイント下落)──も下落した。一方、▽今後半年間の台湾景気、72.9ポイント(0.25ポイント上昇)▽今後半年間の株式投資機会、69.3ポイント(2.4ポイント上昇)──は上昇した。
台経中心の呉大任主任は、早ければ来年1月に消費者信頼感指数は上昇に転じると予測した。ただ、トランプ氏が来年1月に米国大統領に就任後、保護貿易主義が強まれば、台湾経済にも打撃となる恐れがある。
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