ニュース 電子 作成日:2017年1月3日_記事番号:T00068262
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、第1四半期に7ナノメートル製造プロセスのリスク生産(試験生産)を開始し、早ければ第2四半期にテープアウト(設計完了)する見通しだ。2018年初めには量産に入るとみられる。現在、ザイリンクスやエヌビディアが採用を決めており、将来的には15社以上がTSMCの同プロセスを採用すると予想される。3日付工商時報が報じた。
TSMCの7ナノプロセスは、ザイリンクスが次世代FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)に、エヌビディアが新世代GPU(グラフィックスプロセッサー)と人工知能(AI)用プロセッサーに採用を決めている。またクアルコムもスマートフォン用チップに採用し、委託先をサムスン電子から再びTSMCへ切り替える可能性が高い。
TSMCの10ナノプロセスと7ナノプロセス生産の中心地となる中部科学工業園区(中科)の12インチウエハー工場Fab15は12月28日、環境影響差異分析報告に行政院環境保護署(環保署)より承認を受けており、第6期は2017年上半期、第7期は17年下半期に量産に入る計画だ。同工場の第5~7期合計の月産能力は10万枚に達する見通しだ。
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