ノートパソコン受託生産大手、広達電脳（クアンタ・コンピュータ）は、アップルが今年第３四半期に発売するとみられる腕時計型ウエアラブル（装着型）端末の第３世代モデル「アップルウオッチシリーズ３」を現行モデルに引き続き単独受注したもようだ。証券会社は、仮に今年アップルウオッチの販売台数が倍増しても、クアンタは十分な生産能力を持つため独占受注を維持できると分析した。３日付経済日報が報じた。
アップルウオッチ３は、ネックとなっていたバッテリー駆動時間を、新たな電池技術の導入と省電力により大幅に改善するとみられる。それ以外には、全体的に大幅な変更はないようだ。現行モデルの「アップルウオッチ２」の昨年の販売台数は750万台と、市場予想の1,200万台を大幅に下回った。バッテリー駆動時間が最大18時間と短いことが足かせとなっていた。
