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「92共識を確認」馬英九発言、謝長廷氏が誤導と批判


ニュース 政治 作成日:2008年4月17日_記事番号:T00006827

「92共識を確認」馬英九発言、謝長廷氏が誤導と批判

 
 謝長廷民進党主席は16日、「『一つの中国、それぞれの解釈』の『1992年の共通認識(92共識)』が、中国大陸、米国、国民党の、民進党を除く3者に確認された」という馬英九次期総統の発言について、「中国への片思いであり、台湾人を誤導している」と批判した。

 謝主席は、「中国は92共識を支持したが、中国にとっての92共識は『一つの中国の原則』であり、『一つの中国が共通認識』、という意味だ。中国が『それぞれの解釈』を受け入れた、という馬氏の説明は誤っている」と指摘した。

 民進党の世論調査センターは同日、「総統選の結果は、台湾人が中国大陸との統一を受け入れられることを示している」という見方に賛成する人はわずか14%で、反対する人は82%というアンケート調査の結果を発表した。野党の支持者でも77%がこの見方に反対したという。 

 また、「台湾と中国は主権が互いに隷属しない独立国家」という見方に賛成した人は88%、反対した人は7.9%だったという結果も明らかにした。