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ホテル業者、自社サイト予約率向上へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年1月3日_記事番号:T00068273

ホテル業者、自社サイト予約率向上へ

 調査によると、台湾の観光ホテルはアゴダや雄獅旅行社(ライオン・トラベル)などOTA(オンライン・トラベル・エージェント)経由の予約が全体の10~35%を占め、自社公式サイトでの予約割合は最高15%だ。OTAの重要性は高いものの、アゴダなど国際的なOTAに支払うコミッション率が15~25%と高いことなどから、台北晶華酒店(リージェント台北、中山区)など多くのホテル業者は自社公式サイトでの予約率向上に向け各種キャンペーンを展開している。1日付工商時報が報じた。

 リージェント台北は今年、自社公式サイトでの予約率12%を目標にしている。同サイトでの予約者に600台湾元(約2,200円)の食事券をプレゼントするほか、市場最低価格を保証し、より安い料金が見つかった場合は差額を返金する。リージェント台北の楊雋翰総経理は、OTA経由では顧客のニーズと消費パターンを把握できないと説明した。

 また、雲朗観光(LDCホテルズ&リゾーツ・グループ)は傘下の▽君品酒店(ホテルパレ・デ・シン)▽雲品温泉酒店(フロー・デ・シンホテル)▽翰品酒店(シャトー・ド・シン)の新北市新荘、桃園、高雄、花蓮店▽兆品酒店(メゾン・デ・シン ホテル)の嘉義店──で、自社サイトでの予約者に館内外のレストランで使用できる3,500元分の食事券をプレゼントしている。