ニュース 政治 作成日:2017年1月3日_記事番号:T00068283
中国・国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任は1日放送された中央電視台(CCTV)のインタビューで、2017年の中台関係の見通しについて「複雑で厳しい局面であり、両岸(中台)関係は多くの不確定要素とリスクに直面する」と語った。2日付工商時報が報じた。
張志軍主任。対中強硬姿勢が伝えられるトランプ米新政権の登場もあり、今年は中台関係がさらに冷え込むとみられる(1日=中央社)
その上でこうした情勢に向き合う中国側の姿勢として、▽一つの中国の原則を体現する「1992年の共通認識(92共識)」を堅持する▽台湾独立に反対し、国家主権と領土の完全性を堅持する▽台湾民衆にとって大陸(中国)での就学、就職、創業、生活に有利な政策を打ち出す──の3点を挙げた。
張主任はさらに、両岸の政治的基礎、およびその基礎の上に08年以降築いてきた交流の制度化、政治的相互信頼がすべて崩れていると指摘した。ただ一方で、両岸の中国人は現在の困難を克服し、両岸関係に晴天をもたらす知恵と能力を持っていると信じると強調した。
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