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作成日：2008年4月17日_記事番号：T00006829
蔡英文氏、民進党次期主席に立候補か
民進党の新主席選挙に、蔡英文前行政院副院長（女性）が立候補する見通しを同党幹部が17日明らかにした。
16日に蔡氏に立候補を勧める考えを表明していた陳明文嘉義県長は、「蔡氏の両岸（中台）、経済に関する弁論能力と改革意欲は、現段階で民進党を率いるのに最もふさわしいと言える」と推薦理由を語っている。蔡氏はまた、16日に党内の改革・立て直しを目指し60人余りで検討会議を開いた次世代グループからも呼び声が高い。
蔡氏は陳水扁政権１期目で行政院大陸委員会主任委員を務め、立法院での的確な答弁ぶりが人気となった。蘇貞昌前行政院長の下で行政院副院長に昇任した後、バイオ企業の宇昌生技（タイメド・バイオロジクス）董事長に転じている。
現段階で、民進党主席選への立候補を届け出ているのは、ベテラン立法委員の蔡同栄氏のみだ。
