ニュース 電子 作成日:2017年1月4日_記事番号:T00068290
産業用コンピューター大手、研華科技(アドバンテック)は3日、韓国の医療用モニターメーカー、コステックの株式約60%を取得すると発表した。出資額は3億台湾元(約11億円)未満とされる。両社は既に半年間提携しており、今後はアドバンテックのブランド力と欧州、大中華圏、中東、欧州の営業チームとサービスネットワークに、コステックの韓国、東南アジア、北米における基盤と技術を結集して、世界のスマート医療市場での成長を目指す。4日付経済日報が報じた。
アドバンテックはここ数年、日本市場で急成長を遂げているが、韓国市場では成長が停滞しており、コステックへの出資で韓国市場での成長促進につなげたい考えもある。
アドバンテックの劉克振董事長は、同社はスマート医療分野で医療機器用カート、医療用タブレット端末、パソコンの研究開発(R&D)能力と営業チームを持っているが、手術室と医療機器用の専門モニターに弱いため、コステックの力を借りたいと説明した。
コステックはまず韓国でアドバンテックのデジタル医療ソリューションを販売する。コステックのクォン・オスン執行長は、近くベゼルレスの手術室用モニターが完成予定で、アドバンテックとの提携によりコステックの製品品質、調達、物流、販売など全般的な効率向上が期待できると話した。
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