ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年1月4日_記事番号:T00068295
昨年12月の新車登録台数は前月比9.4%増、前年同月比0.2%増の4万1,885台となり、2016年通年では前年比4.5%増の43万9,629台と、過去11年で最高となった。貨物税(物品税)減免措置により低価格帯の台湾生産車がよく売れたほか、輸入ブランドが低価格モデルを多く導入したことが要因だ。4日付工商時報が報じた。
トヨタの台湾総代理店、和泰汽車の16年新車登録台数は前年比5.3%増の13万9,495台で、シェアは31.7%と前年比で0.2ポイント伸ばした。台湾生産セダン「カローラ・アルティス」の新車登録台数は4万3,300台で、16年連続での首位となった。また輸入車SUV(スポーツ用多目的車)「RAV4」の新車登録台数は過去最高の2万1,500台で、輸入車で8年連続首位となり、台湾市場全体でも2位となった。
三菱自動車の製造販売を手掛ける中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の16年新車登録台数は前年比10.1%増の4万6,398台で、シェア10.6%と裕隆日産汽車を抜いて2位に返り咲いた。自社ブランドの小型商用車の販売が好調だった。
輸入ブランドでは、メルセデス・ベンツが前年比15.8%増の2万4,950台となり、販売シェアで初の5位となった。「Gクラス」や「Eクラス」が昨年モデルチェンジして販売を伸ばした。
業界関係者は今年1月の見通しについて、新車登録台数は過去6年で最高の5万台に達するとの見通しを示した。昨年12月に受注した車両の一部が1月に納車されるためだ。一方、貨物税減免措置が2年目に入り効果が薄まる上、春節(旧正月、今年は1月28日)連休により出勤日が減少するため販売が落ち込むとの見方も出ている。
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