ニュース その他製造 作成日:2017年1月4日_記事番号:T00068299
中華経済研究院(中経院、CIER)が3日発表した昨年12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は55.9と前月比1.4ポイント下落したものの、「景気拡大」と「景気後退」の境目である50を10カ月連続で上回った。中経院の呉中書院長は、米国からの需要回復を反映したと説明。今年1月のPMIはさらに低下する予測だが、春節(旧正月)連休による稼働日数減少という季節要因のため、悲観する必要はないと強調した。4日付工商時報が報じた。
PMIを構成する主要5項目のうち下落したのは▽新規受注、57.3(前月比4ポイント下落)▽雇用、53.4(2.2ポイント下落)▽生産高、59.5(0.9ポイント下落)──。原材料在庫は53.2で前月と変わらず、サプライヤー納期は56.1で0.1ポイント上昇した。
業種別では、▽基礎原材料、57.1(前月比3.6ポイント下落)▽交通設備、62(1.6ポイント下落)▽電子・光学、54(1.1ポイント下落)▽食品・紡織、61.9(0.4ポイント下落)▽化学・バイオ医療、56.6(0.2ポイント下落)──が下落し、電力・機械設備は54.4で前月と同じだった。
非製造業総合指数(NMI)は前月比1.5ポイント上昇の51.3で、「景気後退」を3カ月ぶりに脱した。
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