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「王道商業銀行」が開業、旧台湾工銀から行名変更


ニュース 金融 作成日:2017年1月4日_記事番号:T00068304

「王道商業銀行」が開業、旧台湾工銀から行名変更

 台湾工業銀行(IBT)から行名を変更した「王道商業銀行(オーバンク)」が3日、開業した。オーバンクは商業銀行として個人や企業向けに金融サービスを提供する。駱錦明董事長は、5年以内にトップクラスのインターネット銀行にしたいと抱負を述べた。4日付工商時報が報じた。

/date/2017/01/04/12obank_2.jpg駱董事長(左4)は若者にアピールするため、生まれて初めてジーンズを着用し、開業式典に登場した(同行リリースより)

 オーバンクは、ネット上の取引を中心とする台湾初の銀行だ。最先端のコアバンキングシステムを採用。サービスの効率、品質向上、情報セキュリティー保護を目的に、台湾の銀行業界で初めてクラウド型顧客管理システムを導入した。

 駱董事長は、スマートフォンのアプリやネットバンキングで、口座を開設できると説明した。また、同行のデビットカードは、台湾域内の利用で1.3%、海外利用で1.2%のキャッシュバックが受けられ、業界で唯一、金額に上限がないと強調した。

 同行は今後、スマホやパソコンで利用できる、24時間対応のビデオ通話による窓口サービスを提供する。第2四半期からネットローン、ロボットによる資産運用も提供する計画だ。