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中国政府、台湾人の司法試験受験解禁


ニュース その他分野 作成日:2008年4月17日_記事番号:T00006831

中国政府、台湾人の司法試験受験解禁


 中国司法省は16日、台湾人が中国の司法試験を受験し、弁護士資格を取得することを解禁すると発表した。17日付経済日報が伝えた。

 司法省の丁露・国家考試司長は国務院台湾事務弁公室で記者会見し、今年から台湾人の司法試験受験を認めることを明らかにし、具体的事項は司法省が検討した上で発表するとした。

 受験資格は、▽台湾地区住民▽完全な民事行為能力を持つ▽大学本科以上の学歴▽品行が良好で、故意による犯罪で刑罰を受けていない──の4項目。

 中国の司法試験は現在、弁護士、裁判所、検察など機関別に分かれているが、台湾人の受験が認められるのは弁護士資格を取得するための試験に限られる見通しだ。中国では弁護士資格を取得後、弁護士事務所での1年間の実習を経て、開業が認められる。試験は例年、5月に要項が発表され、9月第3週の週末に実施される。