ニュース 電子 作成日:2017年1月5日_記事番号:T00068319
発光ダイオード(LED)の中国最大手、三安光電(三安オプトエレクトロニクス)が、原料価格上昇を受けて10日から一般照明向けLED価格の8%値上げを決めた。台湾業界最大手の晶元光電(エピスター)と新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス、GPI)は、現段階では追随しない方針だ。5日付工商時報が報じた。
三安光電が値上げを決めたのは、消費電力0.2ワット(W)の一般照明向けLED「S-30MB」と「S-32BB」シリーズで、市場調査会社のLEDインサイドは、同規格製品は激しい価格競争で粗利益率が低下したため生産メーカーが減り、需給が逼迫(ひっぱく)していると指摘。同社は原料価格上昇に応じて価格を引き上げざるを得なかったと分析した。
台湾メーカーは一般照明向けLEDからの転身を図っている。エピスターは一般照明向け製品の生産比率を大幅に引き下げており、新世紀光電は昨年10月にローエンドLED照明市場から撤退している。
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