ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

「陳政権は任務放棄状態」、工業総会が糾弾


ニュース その他分野 作成日:2008年4月17日_記事番号:T00006832

「陳政権は任務放棄状態」、工業総会が糾弾

 
 中華民国全国工業総会は16日、30余りの同業者団体の代表者とともに記者会見を開き、陳水扁政権が多くの政策を棚上げし、無責任な「暫定政府」状態に陥っていると批判し、10項目にわたる要求を行った。1週間以内に回答がなければ、10万人規模の街頭デモおよび大規模な抗議ストを実施すると迫っている。17日付経済日報が報じた。

 工業総会の要求には、▽速やかに域内石油製品の営業税を引き下げる▽域内需要を優先させ重要物資の輸出を暫定的に禁止する▽関税の引き下げも考慮しつつ積極的に原料輸入拡大する▽原料の物価指数上昇が5%以上という補助金交付規定を0%に引き下げる──などが含まれる。

 10日に5,000人規模のデモを行った建設業界団体の台湾区綜合営造工程工業同業公会(営造公会)も記者会見に代表を送り、工業総会の副理事長も兼ねる潘俊栄営造公会理事長が、「政府は誠意を見せるべきだ。選挙に敗れたからといって1年間も協議してきた公共工事への補助金支給を撤回すべきではない。政府がこんなに現金な態度では建設業者は路頭に迷う」と痛烈に批判した。