ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年1月5日_記事番号:T00068327
経済部国際貿易局(国貿局)は4日、カナダ国境サービス庁(CBSA)が台湾や日本などが製造する一部の鉄筋に対し、反ダンピング(不当廉売)関税の税率を仮決定したと発表した。このうち台湾製の税率は0~109.2%だ。4月3日までに正式決定される。5日付工商時報が報じた。
今回の反ダンピング関税の対象は台湾や日本の他に、香港、ベラルーシ、ポルトガル、スペインだ。台湾のメーカー別の関税率は▽東和鋼鉄企業(東鋼)、0%▽豊興鋼鉄、1%▽羅東鋼鉄廠、9.9%──で、その他メーカーは一律109.2%だ。
鉄筋大手の豊興鋼鉄は、同社は現在対象の製品をカナダに輸出しておらず影響はないと説明。主要な輸出先を中南米に切り換えたメーカーもあり、そうした企業も影響は限定的だと指摘した。
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