ニュース 電子 作成日:2017年1月6日_記事番号:T00068346
経済部統計処の5日発表によると、台湾の半導体産業の2016年1~10月生産額は1兆392億台湾元(約3兆8,000億円)で、前年同期比5.4%増だった。統計処は、16年通年では1兆2,000億元を超え、4年連続で過去最高を更新すると予測した。下半期にアップルのスマートフォン、iPhone7や中国ブランドのロー~ミドルエンドスマホ需要が回復したほか、モノのインターネット(IoT)、カーエレクトロニクス、スマート自動化など新たな応用先が拡大しているためだ。6日付工商時報が報じた。
昨年1~10月生産額の内訳は、ファウンドリーが9,035億元で前年同期比8.6%増。DRAMは価格下落が響き、1,021億元で12.5%減だった。DRAM以外のIC製造は336億元で5.2%増だった。
統計処によると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の1~9月設備投資額は前年同期比24.6%増の2,155億元、2位の聯華電子(UMC)は47.7%増の697億元と大幅に増えた。今後の生産額増加に貢献する見通しだ。
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