ニュース 電子 作成日:2017年1月6日_記事番号:T00068347
スマートフォン用カメラレンズ世界最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)は5日、株価が終値で4,050台湾元(約1万4,670円)を付けた。4,000元台の株価は台湾株式市場で史上初だ。モルガン・スタンレー証券が同社の目標株価を5,000元に引き上げたことを材料に買いが殺到し、同日の上昇率は7.14%に上った。時価総額は5,432億元に達した。6日付工商時報が報じた。
聯昌証券(CIMBセキュリティーズ)はラーガン株の上昇について、アップルが今年発売するとみられる新型スマートフォン「iPhone8」の5.8インチ有機EL(OLED)パネルモデルと5.5インチ液晶パネルモデルにラーガンのデュアルレンズを採用するとみられること、およびスマホ市場でデュアルレンズの普及率が今年43.9%と、前年の12.4%から大幅拡大が予想されていることを好感したと分析した。
株価上昇には昨年12月の増収も要因に挙げられる。同社が同日発表した12月連結売上高は54億4,600万元で、前月比4.58%増、前年同月比37%増と、過去13カ月で最高となった。
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